イギリスでのF・ランチェスターと日本での「ランチェスターの法則」の歴史

ランチェスター法則原書
「戦闘における航空機」
定価 3,000円(税込)
ランチェスター法則原書
「戦闘における航空機」
CD・DVD教材と注文
定価 2500円(税込)(送料無料)
  • 「戦闘における航空機」(ランチェスター名チェスター法則の原書)は弊社で出版されました。一般ではお求めになれません。 原書だけのご購入の場合、送料500円のご負担をお願いいたします。CD・DVD教材を一緒にご注文の場合は、送料は無料とさせていただきます。

イギリスで生まれた「ランチェスター法則」は、戦前のアメリカでオペレーションズ・リサーチとして展開し、戦後の日本で発展していった

竹田陽一からF・W・ランチェスター「原書」についてメッセージ

2012年10月28日はランチェスター先生の誕生日で、144年目になります。これを記念して英文の原書(一部和訳)の本を特別価格で販売することにしました。
この本は、1914年7月28日に勃発した第1次世界大戦がきっかけとなり、ランチェスター先生がこの戦争はどのようになるかについて、その年の9月4日から技術雑誌に連載で記事を書いたものを1916年の初頭にまとめて出版したものです。2回目の墓参りに行ったとき現地で原書の贈呈を受け、これを翻訳したものです。翻訳にあたっては2人の人に頼みましたが、内容が難しいのでとても苦労しました。

この中の「5章と6章」にランチェスター法則が詳しく説明されています。他の章は今の時代に合わないので、初めの1頁だけを翻訳し、あとは省略しています。ランチェスター先生が、どのように考えて法則を考えついたのかを知るのにはとても役立つので、ランチェスター戦略のファンには見逃せない本です。

2012年9月末日

竹田陽一は、1985年から2006年の21年間に合計5回、ランチェスター先生の墓参りにイギリスに行きました。今回販売することになった原書は1987年の2回目の墓参りの折、現地でコベントリー大学の図書館館長ジョン・フレッチャー氏からプレゼントされたものです。

日本に英文の原書が最初に伝えられたのは、大正5年、1916年のことでした。当時200冊以上が輸入されているようです。現在、国立国会図書館に2冊、大阪大学には5冊、九州大学には7冊の在庫が確認されています。 今回販売することになった原書「戦闘における航空機」は、弊社で翻訳を行い自社出版(初版1993年、その後2回増版)したものです。

◀<ウォルステッド・セントメリー墓地にあるランチェスター先生のお墓にお参りする竹田陽一(写真は2点とも2006年12月撮影)>

▶コベントリー大学(旧ランチェスター・技術工業大学)にて、コベントリー大学図書館の2代目、3代目館長、司書、ランチェスターカー教会会長クリス・クラーク氏らとともに。