毎朝ランチェスター戦略を学び「戦略名人をめざす」カレンダー
経営計画書の作り方セミナーを開いていたとき、参加者のT社長から次の提案がありました。それは「ランチェスター法則の経営原則をまとめたカレンダーを作ったら、研究熱心な社長から喜ばれるのではないでしょうか」というものでした
初めは「どうかなー」と思ったのですが、ランチェスター先生・生誕150周年のこともあるので、思いきって制作することにしました。その後1カ月半をかけて、 中小企業の社長に必要な経営原則を「31項目」まとめるとともに、短い解説文を つけて作りました。内容は辛口です。
このカレンダーは「タテ長型」で、31日分の「日めくり式」になっています。
毎朝ランチェスターの経営原則を学び、これを仕事に応用して頂くと社長の戦略実力が高まり、やがて戦略名人になれます。得意先に研究熱心な社長さんがいたら、贈呈すると喜ばれます。「日々気付きがある」とお客様よりたくさんのお声を頂いております。
※5冊以上お求めの場合は割引があります。
≪目次≫
《経営原則編》
- 1日 経営の目的は強いもの作りや1位作りにせよ。
- 1位になると従業員1人当たりの純利益が、業界平均の2倍以上多くなる。市場占有率1位で26%以上を押さえると、粗利益を作るときに出ていく経費が割安になるので、利益性がとても良くなる。
- 2日 会社は粗利益で生きており、その粗利益はお客からしか出ない。
- 経営の全てはお客を出発点にして考えよ。 人件費はもちろんのこと、借入金も粗利益の中から払われている。その粗利益 はお客からしか出ない。経営や仕事について考えるときは、すべてお客を出発 点にすべき。
- 3日 利益の測定では、従業員1人当たりの粗利益、1人当たりの純 利益を出し、これを業界の平均と比較せよ。
- 1人当たりの年間純利益は、建設業の元請で60~100万円、職種別で30~ 50万円、製造業は20~60万円、卸は30~80万円、小売業は15~40万円、 飲食業は10~15万円になっている。
《経営目標編》
- 4日 限りある経営力で1位になるには、鶏口となるも牛後となるなかれの教訓に従い、市場規模が小さな商品、小さな地域、小さな客層に目標を定めよ。
- 市場規模が大きなものには、大会社が何社もいて競争が激しい。ここで規模が 小さな会社が経営すると、大きな会社から圧迫を受けてひどい結果になる。欲を出すな。
《実行力編》
- 30日 会社自体は固定給なしの歩合給で運営。社長は朝型を中心に年間3200時間から3700時間仕事をせよ。
- 業績を良くするには、社長自身が実行力を高めるべき。その実行力の67%は、 目標に投入する時間量で決まる。強いもの作りや1位作りを実現するには、時 間戦略の実行が欠かせない。
- 31日 弱者は調子に乗るな。小さな成功で経営内容や生活内容を変えるな。
- 弱者の戦略ルールを守っていると、会社によっては3年位で業績が良くなる場合がある。こうなると社長の中には心がゆるみ、高級車を買ったり生活が派手になる人も出るが、これはとても危険。
また学習を習慣化し、さらに実力を高めたい方には
戦略カレンダーのCD版がございます。 詳しくは→コチラ