私はこうして平均社員の7.7倍の売上を上げた
私は28歳のとき北九州の建材メーカーを辞め、企業調査会社に転職しました。仕事は中小企業の信用調査と倒産会社の取材、それに調査チケットと会社年刊の販売でした。
転職したあとフランク・ベドガーの販売方法を応用し、飛込による新規開拓に力を入れたことで3年で九州1位になれ、5年で全国1位になれました。入社から12年のときには、平均社員の7.7倍の売上を上げることができました。
こう説明すると、いかにも順調に仕事が進んだように思えますが、事実はその逆で悪戦苦闘の連続でした。私の経験が「単なる昔話」にならないよう、実行したことをランチェスター法則で処理し、あなたの会社の販売力強化に応用できるよう、普遍化しているので必ず役立ちます。
※この教材は創業40周年になる来年に作る予定でしたが、コロナの関係でひまになったので1年早く作りました。
≪目次≫
第1章 3年間で九州で1位になった
- 失業して米を買うお金にも困った
- 企業調査会社に転職
- a.信用調査のマニュアルがなかったので苦労した
- b.調査件数のノルマは30件
- 入社1年目から飛込みの新規開拓を始める
- フランク・ベドガーの本との出会い
- まずニーズがあるかどうかの情報を集める
- 多くの人はニーズの有無を確かめないで売り込みをする
- 飛込みを始めたらすぐ成果が出た
- 3年後に九州で1位になる
- 太宰府市に転居
- 火曜日を営業日に決める
- a. 夜間営業で思わぬ成果が出る
- b. 福岡市には同業者が200人いた
- 調査先にはお礼のはがきを出す
- 自転車の活用方法があった
第2章 今迄にない仕事には必ず障害が発生
- 33歳のときに講演を始める
- ランチェスター戦略の講演を聞く
- 講演を販売促進の武器として使う
- 陶山訥庵の地域戦略と出会う
- 危ない会社の本を出版
- 独立のため5年計画を立てる
- 今迄にない仕事をするときに発生する障害の解決法
- a.私が解決した障害の解決法
- b.作用と反作用の関係
- 障害を解決した3つの事例
- 過去の成功体験は捨てよは必ずしも正しくない
- a.日本海軍は日本海海戦で勝利
- b.戦艦大和と武蔵を建造
- c.アメリカ型で成功した任天堂