競争力がある「強い職場」を作り、業績を良くする
従業員の数は同じでも「人の配分」で業績が変わる
仕事に対する人の配分を間違うと
利益が出なくなる
組織戦略は営業戦略や財務戦略と比べると、はるかに地味で関心が低いテーマとなっています。
しかし会社は粗利益で生きており、その粗利益を作るのは「人」になります。しかも経費の中で最もウエイトが高いのが人件費になります。
そのため粗利益を作るのに直接関係する仕事への人の配分と、経理など必要ではあるが、粗利益を作らない仕事に対する人の配分比率がわずか「10%」狂うと利益が出なくなり、もし15%違うと赤字になってしまいます。
社長は組織を構成している「大事な要因」をはっきりさせ、次はその「ウエイト付」について必ずマスターしておくことが欠かせないのです。
まず1番目は、仕事に対する人の配分になります。ここで最も重要になるのは、粗利益を作り出すのに直接関係する仕事に何%を配分し、経理など経営をする上で必要ではあるが、粗利益を作らない仕事へ何%を配分するか、配分比率を決めることになります。これについてはこの教材で詳しく説明しています。
2番目は、組織の階層を何階層にするかと、各人の役割分担を決めることになります。業績を良くするには軽装備の原則に従い、組織の階層は少なくすべきです。次に役割で重要になるのは、誰をリーダーにするかリーダーの決定になります。リーダーの決定を間違うとどのようなひどい結果になるか、日本のある大学が実態調査したものを説明しており、これは人事を決めるときとても役立ちます。
3番目は、従業員の教育になります。教育効果を高めるにはまず初めに、教育効果はどのような要因で決まるか、これをはっきりさせておかなければなりません。
教育効果=従業員の素質×教材の質×教育方法×教育回数×評価の5つで決まります。この公式に従って従業員の教育に取り組むと、従業員の実力が早く高まるので業績向上に役立ちます。
4番目は、賃金制度になります。賃金制度を複雑にすると計算に時間がかかって経費高になるので、これは簡単にすべきです。ちなみに従業員教育と賃金のウエイトは、教育が67%で賃金33%の比になるので、成果主義の賃金制度を採用するときは、その前に教育に力を入れておかないと業績は良くなりません。
組織作りの大事なところをランチェスター法則を応用し、従業員100人以下の会社に焦点を当て、分かりやすく説明しているのがこの教材です。
内容は辛口になっていますが必ず役に立ちます。続きを読む
あなたの会社は組織の活力が落ちて競争力が弱ってはいませんか?
<組織戦略(CD4巻)の目次>
- 1章 仕事に対する人の配分
- 2章 仕事に対する役割の決め方
- 3章 従業員教育の進め方
- 4章 従業員の採用の仕方
- 5章 賃金制度など処遇の決め方
- もっと詳しく知りたい方は→コチラ
<組織戦略(DVD4巻)の目次>
- 1章 経営の全体像と弱者の組織戦略
- 2章 経営の構成要因と仕事に対する人の配分
- 3章 組織の階層と役割分担
- 4章 人事・教育・賃金(その1)
- 人事・教育・賃金(その2)
- もっと詳しく知りたい方は→コチラ
※ランチェスター経営(株)では、ランチェスター・サクセスプログラム「中小企業の経営戦略、1部~13部」があります。上記の「1位作りの組織戦略」は、ランチェスター・サクセスプログラム「中小企業の経営戦略、6部・組織戦略」です。