損害保険会社の経営戦略CD


損害保険会社の経営戦略
CD4巻(4時間50分)テキスト付き
定価 49,500円(税込)

今の人員で1人当たりの純利益を業界平均の
3倍以上にする、究極の地域戦略と戦術を紹介

損害代理店の従業員1人当たりの年間純利益は約35万円で、生保代理店の半分になっています。

こうなっているのは、販売を担当する人の販売知識や技術が低いからではなく、営業する地域の決め方に最も大きな原因があります。

この解決に役立つのが、1700年、長崎県の対馬で8万頭の猪を全滅させた、陶山訥庵の究極の地域戦略になります。
陶山訥庵が実行した方法を応用すると、従業員数は同じで、1人当たりの純利益を業界平均の3倍以上にすることができます。

1. 販売を担当する人の生産性を大きく低下させているのが、お客の所迄行く移動時間になります。
訪問営業に移動はつきものですが、移動中は経費をバラ撒くばかりで、1円の粗利益も作りません。損害保険の場合、生命保険と比べると1回当たりの取引額が小口になるので、1回当たりの取引で発生する粗利益も少額になります。

2. このような事情がある中、お客が広い地域に分散していると、販売担当者の移動時間が40%を超してしまいます。
これでは道路には詳しくなるものの、損益は赤字になってしまいます。この改善に役立つのが、陶山訥庵が実行した究極の地域戦略の応用になります。

この戦略を実行すると、生産性マイナスの移動時間が20%台に低下します。これが実現すると、従業員1人当たりの年間純利益が3倍になります。この録音教材では、この方法を詳しく説明しています。

3. 損保会社が生命保険を販売する場合に、日生、第1、住生等、女性販売担当者と同じ方法で営業したのでは、まず勝ち目がありません。損保会社が生命保険の販売に成功するには、これらの会社と「差別化」をしなければなりません。これに役立つのが、事業保険、または経営者保険に力を入れることになります。

具体的に、どのようにすると良いかについて説明しているのが「ガンバリ社長の保険戦略」のCDです。定価3,300円。この教材を申し込まれた方にはこのCDを贈呈するので、これを参考にして販売活動をすると成功率が高くなります。

参考。損害保険業界1人当たりの粗利益は790万円で、純利益は35万円に。

≪目次≫

第1章 経営の構成要因と利益性の原則

  1. 経営の全体像をはっきりさせる
  2. 経営を構成する8大要因
  3. 経営を構成する大事な要因のウエイト付
  4. 利益性の原則をはっきりさせる

第2章 戦略と戦術をマスターする

  1. 社長は1位の商品作りや1位の地域作りに強い願望と熱意を持つ
    • a.消極的な人の脳の使い方
    • b.積極的な人の脳の使い方
  2. 戦術の意味を正しく理解する
  3. 社長は戦略を理解する
    • a.社長の経営術4つの要因
    • b.ひどく混乱する戦略の意味
    • c.実行手順のウエイト付
  4. 竹田ビジネスモデル

第3章 ランチェスター戦略をマスターする

  1. ランチェスターの法則
  2. 優勢企業の戦略と劣勢企業の戦略
  3. 強者の経営戦略
  4. 弱者の経営戦略

第4章 1位作りの商品戦略

  1. 1位になれる商品に力を入れる
  2. 保険商品の数は少なくする
  3. 損保会社が生命保険を売るときの注意点
  4. 損保会社の生保販売はベンチャー型の会社を中心にする
  5. 事業保険の販売に必要な条件

第5章 1位作りの地域戦略

  1. 営業地域を広くすると業績が悪くなる
    • a.販売担当者の3大作業
    • b.損害保険の販売業にはバタビン社長が多くなる
    • c.実質上の時給を理解する
    • d.従業員1人当たりの経常利益は面会件数の2乗に比例
  2. 陶山訥庵の究極の地域戦略
    • a.猪の被害に苦しむ対馬の農民
    • b.陶山訥庵の計画内容陶山訥庵の計画内容
  3. 陶山戦略の応用と実行の仕方
  4. テリトリー内は全数訪問
    • a.3年~4年は2正面作戦で苦戦
    • b.引退する迄の損失を合計すると3600万円以上に
  5. 陶山戦略の実行事例

第6章 1位作りの営業戦略

  1. 飛込み訪問を構成している4つの要因とウエイト付
  2. 特別重要になる初回訪問のやり方
    • a.ほとんどの人はすぐ売り込みを始める
    • b.自分から断ると気が楽になる
  3. 初回訪問で人間関係を良くする方法
    • a.社内の備品類から社長の関心事を見つける
    • b.アプローチ用のトークを決めておく
    • c.ニーズがあるかどうかをチェック
  4. 社長不在時の応待の仕方
  5. 2回目の訪問で商品の説明をする
  6. 売りやすい小口の商品を先に販売
  7. 新規開拓は実行日を決めておく
  8. 紹介による新しいお客の作り方
  9. 販売戦術力の高め方
  10. 訪問面会件数を多くするには
  11. 販売担当者の質を高めるには

第7章 1位作りの顧客維持戦略

  1. お客の減少率を低くする顧客管理
  2. 損保代理店ははがきを積極的に活用すべき
    • a.はがきを出している会社は100社中3社しかない
    • b.はがきを販売力として使うには仕組作りが必要
  3. お客が新聞やテレビで紹介されたらすぐFAXを入れる
  4. 1日30分、はがきかメールの時間を作る

第8章 1位作りの組織戦略

  1. 組織を構成している中心的な要因をはっきり押さえる
  2. 仕事に対する人の配分を決める
  3. 従業員の教育と訓練に力を入れる
  4. 従業員教育と賃金の関係

第9章 1位作りの時間戦略

  1. 仕事に投入する時間量を多くする
  2. 番外弱者は圧勝型以上を実行
  3. 一代で大企業にした人は時間戦略を実行している
  4. 時間戦略の実行は朝型で
    • a.朝20分を使って1日の行動計画を立てる
    • b.従業員に対して仕事の指示をする
  5. 従業員にも1日の行動予定をメモに記入してもらう
  6. 社長は経営戦略の研究に時間を配分
  7. 時間管理の条件

第10章 1位作りのリーダーシップ

  1. リーダー5つのタイプ
  2. 仕事遂行能力の高め方
  3. 人間関係能力の高め方
  4. リーダーシップ力の高め方