結果の「追求型」から成果の出る「積極型」へ
あなたの会社の営業会議、
役人型会議になっていませんか?
弊社の全体会議は年に1回です。年始に一度だけ。
その時に社長の方針と、それぞれの役割分担が話し合われます。あとは実行あるのみ。
軌道修正はその都度行われます。その時々で。
社長がしっかりとした骨組みを作っているので、
私達はその目標に向かって突き進むだけなのです。
『会議は1円にもなりゃせん!』
これが弊社の社長の口癖です。
ランチェスター経営(株) 新人営業マン:山下 ブログ
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ランチェスター経営の竹田です。
ある時新聞を見ていたら、「成果が出る会議の開き方」という講演会の広告が出ておりました。講演会の内容を示した項目を見ておりましたところ、こんな会議は開かない方がいいのではないかと思いました。
それからしばらくして「正しい会議の開き方」というような題名が付いたファックスによるダイレクトメールが入ってきました。内容を見たら、従業員100人以下の会社では、やるべきでない項目がいくつも書いてあったのです。
これが気になったので、本屋に行って会議について書かれた本を調べてみたら、6冊も7冊も並んでおりました。中には「営業会議革命」というとても刺激的な題名がついた本もありました。
その中で良さそうなものを3冊買って帰りまして、これを読んでみたところ、どれも構造的というか、根本的な間違いをしているのです。
その間違いとは、経営における会議の真の用途といいますか、本当の原則がはっきり示されていないのです。それに会議を開くとき、参加者は誰と誰にすべきかという参加者の決め方についても大きな間違いがありました。
こうなった本当の原因は、会議の本を書いた人が「戦略」と「戦術」の区別がつかないことでおきた初歩的な間違いであるということがすぐに判りました。
会議も必要でしょうけど、会議からは1円の粗利益も出ないのですから、従業員100人以下、とりわけ30人以下の会社では極力会議を開かないようにしなければなりません。
もし、従業員100人以下の会社が、大会社とか役人のマネをしてたびたび会議を開いていると、経費の無駄使いのためにほどなく危ない会社になるのははっきりしています。
従業員100人以下の会社で、一番多く会議が開かれるのは営業会議でしょうから、この教材は「正しい営業会議の開き方」ということに的を絞って説明することにしております。
合理的で、意味ある会議を開きましょう。時は金なり!
≪目次≫
- 社長は会議に使う実質上の経費を計算せよ
- 会議の目的をはっきりさせる
- 実態調査をして情報を集める
- 仕組みの作り直しに知恵を出し合う
- 営業マンの質を高める営業会議の開き方
- 団体戦では営業マンのクセはつかめない
- 1対1で話し合うと本当の原因が見えてくる
- 適度な強制を加えることも必要