業績の96%以上が社長1人の経営実力で決まります。
経営の差別化をするには
社長が経営戦略を学習する方法に
差別化が必要です。
社長には気に入らないでしょうが、従業員100人迄は業績の96%以上が社長1人の経営実力で決まります。
この数字は実行手順をもとに、オペレェイシヨンズ・リサーチの手法と、ランチェスターの法則を使って計算すると出てきます。
逆に見ると、業績の96%以上が社長1人の経営実力で決まるのですから、社長の経営実力を、同業者100人中3番以内に入れるようにすれば業績が良くなるのです。
1.社長の経営実力を高めるには、まず初めに社長は「何と何」を学習すべきか、社長が力を入れて学習すべきテーマをはっきりさせておかなければなりません。
社長が学習すべきテーマは20項目近くになりますが、その中で最も大事になるのは、利益性の善し悪しが根本的に決まる利益性の原則になります。
これは、市場占有率1位で26%以上を押さえると、従業員1人当たりの純利益が、業界平均の2倍~3倍多くなることが解りました。
この原則を知って経営する社長と、この原則を知らず、目先の売上や目先の利益を追い求めて経営する社長とでは、5年もすると大きな差がつきます。
2.次に必要になるのは、1位作りの目標を効果的に達成するときに欠かせない、全社的なやり方の戦略をマスターすることになります。
そしてその戦略には強者の戦略と弱者の戦略の2種類があり、内容は全く逆さまのアベコベになっております。
1000社中995社は、弱者の戦略で経営をしなければなりません。ところが本や講演で説明されているのは強者の戦略が中心になっているので、ほとんどの社長は強者の戦略が「経営の正しいやり方である」と信じています。
3.もし本来、弱者の戦略ルールで経営をすべき社長が、間違って強者の戦略で経営をすると、根本的に間違った仕事を全員で実行することになるので、経営効率がひどく悪くなります。
こうなると従業員1人当たりの粗利益が、1年に100万円~200万円も少なくなります。この状態がこの先5年間続くなら、損失の合計は恐ろしいばかりの金額になってしまいます。この事実から業績が思わしくないときは、今の経営のやり方の「どこかが間違っているのではないか」と、疑ってみるべきです。
4.これ迄出ていた損失を逆に利益に変えるには、社長が弱者の経営戦略の学習に、力を入れて取り組み、経営実力を高めなければなりません。しかし近年大脳生理学の研究から、高校生時代に国語の成績が「100人中5番以下だった人」は、学習方法を変えないと実力が高まらないことが解ってきました。
具体的にどのようにすれば差別化力のある学習ができるか、これについて説明しているのがこのCDです。
半日セミナー1回分の費用で、差別化力がある学習方法がマスターできます。
≪目次≫
第1章 業績の良し悪しは経営の差別化で決まる
- 競争条件が不利な会社は差別化が不可欠
- 実際に経営をするには経営システム作りが必要
- 経営を構成する大事な要因をウェィト付
- 利益性の原則をはっきりさせる
- 実行の手順をはっきりさせる
- ランチェスター法則をマスターする
- 実行手順のウェイト付と経営全体のウェイト付
第2章 経営システム作りと成果が出る迄の期間
- 経営戦略の研究を始めても実力が高まるには何年も
- 経営システムを作り直すにはさらに何年もかかる
第3章 学習効果を決定付ける学習の公式
はじめに
- 社長の素質をはっきりさせる
- a.社長の素質は業績で判断するしかない
- b.素質にはパレートの法則が成立
- c.100人中2番以下は弱者の学習戦略が必要に
- 実践的で内容が良い教材を準備する
- a.社長にとって必要な学習テーマの教材
- b.自社の経営規模に合った実践的な教材を揃える
- c.教材媒体の種類
- d.教材予算を準備する
- 自分に合った学習方法を考える
- a.学習に関連する4つの能力
- b.個人差が大きくなる学業成績
- c.3種類の学習方法
- 学習回数を多くする
- a.学習回数は素質とテーマによって異なる
- b.学習の日数を決める
- c.10年続ければトップクラスの戦略実力が身につく
第4章 社長の戦略学習法
- 商工会議所のセミナーは社長用が少ない
- 成功した社長の体験談から経営原則を導き出す
- 成功した社長が話すDVDから経営原則を導き出す
- 仮説検証法のウソとホント
- 業績が悪くなる3つの原因
- 学習の差別化に役立つ戦略社長塾
- 道元の教え
- 理想の自分と今の自分が対話する時間を作る
- 最後の仕上げは経営計画書作りになる