私はこうして185巻のCDとDVDを作った!
「新商品開発」や
「新事業開発」の計画に役立つ
富士山の頂上で3年間の休業を決心。
従業員100人以下の会社では、業績の96%以上が社長1人の戦略実力で決まります。社長の戦略実力を、同業者100人中3番以内に高めて業績を良くするには、内容の良い戦略教材が必要になります。
しかも従業員100人以下の社長には「経営のフルライン」が必要になるので、これを作るには教材の数がとても多くなります。
文章書きが下手な私がこれに対応するには、何年も休業して原稿書きに専念するしかありません。
しかしこのときの講演売上は1年に4000万円になったことで、目先の欲のため決心がつかず迷いに迷っていました。
この迷いを断ち切るため、嫁さんと2人で富士山に登り、富士山の頂上で「3年間の休業」を決心しました。
ところが100巻の戦略教材の原稿を書くのはとても難しく、完成迄4年半もかかり、私の体重は52.5㎏迄やせて倒れる寸前でした。
用意していた8000万円の資金は底をつき最悪の状態でしたが、この苦境は2人の社長によって救われました。
創業40周年を前に、この事情をCDにしました。新商品開発や新事業開発の計画がある方には役立ちます。
≪目次≫
第1章 戦略教材の開発に力を入れた理由
- なぜ戦略教材の制作に力を入れたか
- 社長の考えと私の考えが合わなかった4つの原因
- 従業員50人以下の社長が戦略を学習する場所がない
- ランチェスター先生の墓参りに行く
第2章 休業して戦略教材の開発に取り組む
- 中小企業の社長にはフルラインの戦略教材が必要
- 戦略実力を高める学習法
- 1つのテーマで500回講演をしたら独自の考えが出た
- 従業員を採用して自社主催の講演を始める
- 富士山の頂上で3年間の休業を決心
- 1989年4月から休業
- 大事なものはその根拠を確かめる
- 竹田ビジネスモデルを思いつく
- リライト業者に作業を依頼
第3章 スタジオで録音作業を始める
- 録音作業を始める
- 1993年10月末にようやく完成
- 1993年11月から販売開始
- 販売はダイレクトメールと電話で実行
- 従業員用の教材と小企業用の教材開発に着手
- ビデオ教材の制作に着手
- どれが最も眠たくなるか実験をした
- ビデオ教材では20回も失敗
- 作り直しの改訂版作りに着手
- ビデオを使った社長塾を始めた
- 中小企業の従業員教育戦略
- 学習弱者は聞く能力を活用すれば実力が高まる
- 社長は最も責任が重い知識労働者
- 社長の戦略実力を高めるには教材が必要